ホメオパシーの歴史

ホメオパシーとは200年以上前にハーネマンというドイツの医師が発見した自然療法です。ハーネマンは当時の荒治療に辟易していて、もっと体に害のない治療はないかと模索していました。
当時、マラリアの特効薬とされていたキナの皮ですが、ハーネマンは、なぜキナの皮がマラリアに効くのか疑問に思い、自分はマラリアではないにも拘わらず摂ってみました。すると不思議なことにマラリアと同じ症状が現れたのです。そこで彼はその事実から、「人にある症状を起こさせるものは、その症状を消し去る」という法則を見つけていきます。その後も様々なものを実際に摂取していき、どんな症状が現れるか書き留め、その症状が出ている人に実際に摂ってもらい症状が消えていくという実証を行って、その療法を確立していきました。

レメディー

 ホメオパシー療法では、レメディーと呼ばれる砂糖玉を薬のように使います。金平糖よりももっと小さな砂糖玉です。舐めても化学的に調べてもただの砂糖玉ですが、実はそこに、動物や植物、鉱物などを物質が無くなるまでアルコールで希釈し振盪したアルコール液が滴下してあります。
 「物質が無くなるまで」なので、砂糖玉にのっている情報はエネルギー的なものだけ。これもハーネマンが実際に、物質をどこまで希釈すればその毒性が少なくなり、かつ効力は失われないかというのを実験した結果、薄めれば薄めるほど、当然毒性は無くなるわけですが効力は強くなっていったという不思議な体験から生まれているのです。
 
ホメオパシー療法では、その方に合ったレメディーを症状から導き出し、その方その方のオリジナルレメディーを摂っていただく事で、自己治癒力にスイッチを入れ治癒を促す「エネルギー療法」です。